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さくらんぼ|プラム|もも|りんご|生柿|あんぽ柿|米(コシヒカリ)
このあたりは昔から「さくらんぼ」の一大生産地でありました。長い歴史は、手作りの大事さを教え、手間をかけ、雨風をさえぎり、丹念に生産しました。現在では「佐藤錦」が主流で、大地の恵みと太陽の力をたっぷりと受けた「紅いルビー」と称されます。
果物栽培に適した風土から生まれた美味満点のフルーツです。
盆地特有の昼夜の寒暖差の大きな気候は、国見特産の「もも」をおいしく育てあげました。今人気の「あかつき」は福島の果樹試験場生まれ、とてもジューシーで果肉の質もよく、香り高い風味を誇ります。文字通り国見町を代表する逸品です。
秋の味覚、国見の代表はりんご。特に晩秋の完熟「ふじ」は生産の中心で、切ると芯のあたりに黄色く透きとおった蜜が広がっています。夏から秋にかけ太陽を浴びて、国見の豊かな土地と自然が育みました。
気候と土壌が、柿の栽培に適し、そのとろけるような果肉は、まろやかな甘みが特徴です。
1つ1つ丹念に皮をむき、寒風のもとで約1月ゆっくり乾燥させると甘み豊かな干し柿(あんぽ柿)が出来上がります。ここでは大粒の渋柿、蜂谷柿がよく使われ、あめ色の果肉と柔らかな食感、そして自然の甘さは絶品です。
国見町は昔から米づくりが盛んで、阿武隈川流域の肥沃な粘質土壌から、8世紀頃には東北有数の条理制による整備がなされました。現在でも県下有数の種場(採取ほ場)として、良質の種籾を産しています。種籾を採取する土壌の米はやはりうまい。
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