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夏の一日。まず、大木戸むらづくりの会が手作りで行う「七夕まつり」を訪ねる。会場のあつかし歴史館と前庭を見て、子ども、いっぱいだねと言うと、大木戸から出た人たちが子どもや孫たちを連れて来てくれてるのだと阿部初男さん。かき氷や焼きそば、手工芸品の屋台、館内のプラネタリウムで、大人も子どもも楽しんでる。
同じ日の夜。道の駅。商工会青年部が核になって行う「希望の光プロジェクト」。新型感染症で苦しんでるすべての人たちを励ましたいと遠藤和則さん。企画、資金調達、実施までを担う。ごめん、行政は補助金を一切出してない。町内3か所同時、夜空に花が咲く。その光の花を見上げる顔はみんな素敵。
次の週。徳江北部コミュニティセンター。徳江北部振興会が、宝くじの助成を受けて新調した盆踊り用品のお披露目会。新型感染症前は観音様の境内で賑やかに行ってた盆踊り。今は中止してるけど来年こそはと本多洋志さん。その思いが、大型鉄板台やかき氷機、テントに込められてる。
どの取り組みも今を認めながら、次を考え、前を向いてる。すごいな、みんな。
P.S. あ、焼きそば、ゴチ。超うまくて、びっくり。さては奥さんにしごかれてるな。
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