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ここ数日において、日本国内では新型コロナウイルス感染者数が急増しており、第3波の到来と報道されています。
福島県内の感染者数は、6月が1人、7月が7人であったのに対し、8月は72人、9月は92人、10月は135人と最多を更新し続けています。11月は12日までで34人の感染者が確認されており、福島県内において、新たなクラスターの発生や第3波が到来してもおかしくない状況が続いていると言わざるを得ません。
さらに、これまで伊達管内では新型コロナウイルスに感染された方は確認されておりませんでしたが、11月11日に伊達市で初めての感染者が確認されるなど、新型コロナウイルスの波が国見町にも確実に迫っているものと言えます。
町民の皆様におかれましては、不安な日々をお過ごしのこととは思いますが、今後も引き続き感染予防対策を徹底するとともに、新しい生活様式の徹底・継続に向け、町民の皆様一人ひとりが自覚と責任を持ち、より一層の注意を払い、冷静かつ慎重な行動を取ることが何よりも大切です。安全・安心な日常を取り戻すため、“オール国見”の精神で、次の(1)から(7)の感染予防対策等の取り組みをお願いいたします。
(1)「感染リスクが高まる5つの場面」が示されていますので、十分に注意すること。
ア)飲食を伴う懇親会等
イ)大人数や長時間におよぶ飲食
ウ)マスクなしでの会話
エ)狭い空間での共同生活
オ)居場所の切り替わり
(2)「寒冷な場面における感染防止等の3つのポイント」が示されていますので、十分に留意すること。
ア)人と人との距離の確保や3密を避けるなど基本的な感染防止対策を行うこと
イ)寒い環境でも室温が下がらない範囲で窓を開けて換気を行うこと
ウ)40%以上を目安に適度な湿度を保つこと
(3)咳エチケットとして、マスクの着用を徹底すること。
(4)手洗い(2度洗いが効果的)を徹底すること。
(5)県外との往来は、移動先の感染状況を確認し、マスク着用などの感染防止対策を徹底するなど、より一層の注意を払い、冷静かつ慎重な行動を取ること。また、移動後は、2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取り組みを行うこと。
(6)地域内の経済循環を通じて地域経済の回復を図るため、地元で買い物をするなど地域経済を下支えしていただくこと。
(7)新型コロナウイルスで陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見は絶対にしないこと。
令和2年11月13日
国見町長 太田 久雄
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