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町長メッセージ 「首都圏1都3県の緊急事態宣言の延長を受けて」

更新日:2021年3月8日 印刷ページ表示

町長メッセージ 

町民のみなさまへ

 はじめに、先月13日に発生しました福島県沖地震で被害に遭われた皆さんに、心からお見舞いを申し上げます。町としては、被災された方々が、一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう全力で取り組んでまいります。

 さて、政府は、3月5日に開催した新型コロナウイルス感染症対策本部会議で首都圏1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)に発令中の新型コロナウイルス緊急事態宣言について、感染拡大を抑え込むと同時に状況をさらに慎重に見極めるために必要な期間として、3月7日までの期限を3月21日まで2週間再延長することを決定しました。

 一方、福島県内では陽性患者数が減少傾向となっていたものの、3月に入ってから医療機関等でのクラスターが拡大するなど2日続けて30人以上の陽性患者が確認され、一時は20%以下まで低下していた病床利用率も40%強まで急上昇するなど、再び県内の医療供給体制への負荷が高まりつつあり、警戒が必要な状況です。今後も気を緩めることなく、「福島県新型コロナウイルス重点対策(2月15日~3月31日)」の取り組みをよろしくお願いします。

福島県新型コロナウイルス重点対策(2月15日~3月31日)

県民の皆さまへのお願い

「緊急事態宣言対象地域を始めとする感染拡大地域との不要不急の往来自粛」をお願いします。
感染対策が徹底されていない接客を伴う飲食店、酒類の提供を行う飲食店等の利用は控えるようお願いします。
〇感染リスクが高まる「5つの場面」を意識し慎重な行動をお願いします。

施設管理者・事業者の皆さまへのお願い

高齢者・障がい(児)者施設
・感染防止対策の再確認とチェックリストに基づく自主点検を行う
ようお願いします。県保健福祉事務所から訪問調査を依頼することがありますので、その際にはご協力をお願いします。
大学・専門学校
・感染リスクの高い活動を控えるよう、学生への注意喚起の徹底
をお願いします。
飲食店等
・業種別ガイドライン等に基づく感染防止対策の徹底
をお願いします。

 これまで町民の皆さまの落ち着いた冷静かつ慎重な行動と、感染防止対策(新しい生活様式)の徹底・継続によりまして、感染拡大には至っておりませんが、いつ、国見町内で感染が拡大してもおかしくない状況に変わりはありません。今、大切なことは、気を緩めず、自分自身の命を守るため、大切な人の命を守るため、そして、医療崩壊を防ぎ、地域を守るため、新たな陽性者を出さない行動をとることが強く求められています。

 また、「ウィズコロナ」の状況の中では、誰もが新型コロナウイルスに感染する可能性があることも事実です。感染した方は、心身ともに大変辛い思いをされています。町民の皆さまには、どうか温かいお気持ちでご対応くださいますとともに、差別や誹謗中傷、さらには陽性者の特定などは絶対になさらないよう重ねてお願いします。

「命を大切に、誰もが幸せに暮らせるまち くにみ」の実現に向けた国見町からのお願い

(1)「感染リスクが高まる5つの場面」が示されていますので、十分に注意すること。
・飲食を伴う懇親会等
・大人数や長時間におよぶ飲食
・マスクなしでの会話
・狭い空間での共同生活
・居場所の切り替わり

(2)「寒冷な場面における感染防止等の3つのポイント」が示されていますので、十分に注意すること。
・人と人との距離の確保や3密を避けるなど基本的な感染防止対策を行うこと。
・寒い環境でも室温が下がらない範囲で窓を開けて換気を行うこと。
・40%以上を目安に適度な湿度を保つこと。

(3)会話するときは、必ず「マスク着用」とすること。

(4)手洗い(2度洗いが効果的)を徹底すること。

(5)「外出」は福島県新型コロナウイルス重点対策を順守すること。
また、移動後は、2週間の行動歴を記録するなど、感染拡大のリスクを最小限にするための取り組みを行うこと。

(6)地域内の経済循環を通じて地域経済の回復を図るため、地元で買い物をするなど地域経済を下支えしていただくこと。

(7)新型コロナウイルスで陽性となった方やその関係者に対する差別や偏見は絶対にしないこと。

  
令和3年3月8日
国見町長 引地真


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