令和元年9月23日、第24回義経まつりが開催されました。観月台文化センターをメイン会場に、道の駅国見あつかしの郷にも特設ステージを設置し、藤田商店街はグルメ街道でにぎわいました。開祭当初は雨模様でしたが徐々に雨も上がり、メインの義経公行列では仮面ライダージオウで主演を務めた人気若手俳優の奥野壮さんが義経公役を務め、町内だけでなく県内外から大勢の方にご来場いただきました。
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相馬野馬追で活躍する中ノ郷騎馬会による礼螺(れいがい)の吹奏で開祭式が始まりました。
太田町長のあいさつやご来賓の皆様によるバルーンスパークが行われ、盛大に開祭しました。
開祭セレモニーとして毎年恒例となっている国見小学校6年生による鼓笛隊パレード。
あいにくの雨の中でしたが、観月台文化センターから商店街を通って開祭を盛り上げてくれました。
沿道からは、練習の成果を惜しみなく発揮した児童たちに大きな拍手が送られました。
「義経公行列」に出演する静御前役を選考するゲーム「静かなる戦い。」が観月台メインステージで行われました。MCは人気お笑い芸人の「ふくしまボンガーズ」からフジナッツ健さん、しなだマンさんが務め、会場を沸かせました。
静かなる戦い。には11人の女性が参加し、「義経コロッケ早食い」で予選を勝ち抜いた3名と、敗者復活戦を制した1名の計4名で決勝戦「お座敷遊び 金毘羅船船」を行いました。
厳しい戦いを制し、菊地真由さん(福島市)が静御前役を射止めました。
藤田商店街には40店舗を超える露店がグルメ街道に並び、奥州街道藤田宿の往時のにぎわいを再現しました。
また、国登録文化財の奥山家住宅の洋館も一般公開され、町文化財ボランティアによる「旧奥州街道藤田宿ぶらり♪まち歩きツアー」も大変多くの方にご好評をいただきました。
観月台文化センター前広場では、バザーやおもちゃなどの露店が並んだほか、バルーンアートやジャグリング、レクリエーションの体験コーナーで楽しむ方もたくさん見られました。
また、消防はしご車、パトカー・白バイなどの車両展示、制服の着用体験、日本赤十字社の救急救命講習や献血バスなどのさまざまなブースも設けられました。
観月台文化センターの体育館内では、エアー遊具やあつかし山の合戦と題したチャンバラが行われ、子どもたちが体を動かして元気に遊びました。
観月台文化センター前のメインステージでは、(1)くにみ幼稚園年長組のお遊戯発表、(2)人気お笑い芸人「ふくしまボンガーズ」のお笑いライブ、(3)エイジドスーパームーンのバンド演奏、(4)くにみフラクラブのフラダンス、(5)県北中学校吹奏楽部の演奏、(6)国見よさこいの演舞、(7)フォークシンガー「ふたり」ライブが行われました。
道の駅国見あつかしの郷には特設ステージが設けられました。 フォークシンガー「ふたり」ライブのほか、人気お笑い芸人「ふくしまボンガーズ」のライブが行われ、14時からは中ノ郷騎馬会の礼螺(れいがい)の後に義経公行列の出演者が登場し、舞台あいさつを行いました。
メインイベントの義経公行列では、義経公役の人気若手俳優の奥野壮さん、見事静御前役を射止めた菊地さん、武蔵坊弁慶役の福島民友新聞社県北支社長の木口さん、佐藤継信役の国見町商工会青年部の実沢さん、佐藤忠信役の国見小学校の菅野校長先生をはじめ、県北中学校1年生や町内各企業の方々などから成る約110名の行列が旧奥州街道を練り歩きました。
また、昨年に引き続き、交流のある岩手県平泉町からジュニア平泉文化歴訪団の子どもたちが訪れ、国見ジュニア応援団と一緒に義経公行列に参加しました。
武蔵坊弁慶、佐藤継信・忠信は、軍勢を引き連れて源義経と静御前を鹿島神社にお迎えにあがり、継信の鬨で行列が出発しました。義経公は騎馬で、静御前は輿車での参列です。
観月台文化センターに到着後には、義経公役を務めた奥野壮さんが兜から烏帽子姿に着替えトークショーが行われました。
県北中学校生徒会長の齊藤眞緒さんによる「まちづくり宣言」、太田町長による御礼のあいさつの後、源義経公役で出演した奥野壮さんの力強い勝どきで第24回義経まつりが締めくくられました。
※第15回は雨天により中止となりましたので、フォトギャラリーはありません。