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国見の特産品を
生み育てる
桃農家 徳江農園 2022.09

何度も食べたくなるジェラート|Gela 319

お話ししてくれた方

徳江 忠さん 徳江エミさん
国見町出身。20代から家業である農業に携わり、桃農家としてこの道40年。夫婦二人三脚で桃の栽培を行っている。

時代とともに変わっていく桃の栽培

桃の木が町のあちこちで立ち並び、あおく茂った葉の中に桃色に染まったまあるい果実が実っている。「くだものの里、国見町」を象徴する夏の景色だ。桃畑が広がる中、ぽつんと建つ一軒家がある。その家の家主・徳江忠さんは、桃を育て続けて40年にもなるベテラン農家。養蚕と桃の栽培農家である家で生まれ育ち、20代から本格的に家業を手伝い始めた。

「桃は繊細な果物だから、長距離の輸送には適していない。昔は今ほど道路が整備されていなかったから、加工品にして販売するのがほとんどでした。生食用の桃を栽培するようになったのは、私の代からですね」

目をかけ、手をかけ、
わが子を大切に育てるように

桃農家の仕事は12月から始まる。まずは木の剪定を行い、春になると蕾を摘み取る「摘蕾(てきらい)」、花や実を間引く「摘花・摘果」をする。これは、良質な桃の実だけを実らせるために必要な作業。この工程をサボってしまうと、たくさん桃が実ったとしても、小さかったり味がぼやけたりと、食べごたえが劣ってしまう。

さらに、桃は病気になりやすい果樹で、天候の変化にも弱い。繊細な果物だからこそ、きめ細かな手入れが欠かせず、夏場は朝4時から桃の世話をしているそうだ。そして実が収穫されるまで、桃の手入れはすべて手作業で行われている。

「毎日桃の手入れをしているとね、桃が私たちの気持ちに応えてくれているような気がするの。雑な世話をしていると、どこか雑な桃に仕上がってしまうけど、目をかけ手をかけて丁寧に桃と向き合っていると、いい桃に育ってくれる」

まるでわが子を愛でるかのようなあたたかな口調で、忠さんの奥さんは話す。

桃とひと言に言っても、いろんな品種がある。ご夫妻が育てているのは、「日川白鳳・まどか・あかつき・川中島白桃・幸茜」。かたさや大きさ、味わいがそれぞれに違っていて、食べくらべてみるのも楽しみの一つだ。

桃畑で、会いましょう

国見町の特産品といえば桃が有名だけど、いつか桃が食べられなくなる日がくる可能性もゼロではない。桃農家の高齢化、担い手不足。忠さん夫妻も、担い手が見つかっていないと話す。

「楽な作業ではないから、子どもたちにも継いでほしいと気楽に言えない。でもね、数ある桃の中からうちの桃が好きだと毎年手にとってくださる人もいて、栽培の手伝いをするために足を運んでくれる人もいるんです」

いつも自宅で味わっている桃が、どんなふうにして育っているのかを知ると、桃がより味わい深く感じられるかもしれない。桃が好きな人や忠さん夫妻に会ってみたい方がいれば、ぜひ忠さん夫婦のもとを訪れてみてはどうだろう。

まわりをぐるりと山に囲まれ、あおく澄んだ空がひろがり、やさしい風が頬をなでる“桃源郷”へ。

2022.11一次生産者

蜜がじゅわっとあふれる、完熟りんご|りんご農家 くろだ果樹園

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2022.11教育委員会

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2021年、国見町は幼稚園と小中学校の給食費の無償化を実施。その背景には子どもたちに、生きていく上で欠かせない「食」の知識を育んでほしいという想い…

2022.11寝具メーカー

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2022.11一次生産者

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2022.10地域資源活用

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2022.10屋内遊び場

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2022.09研修施設

町のゆたかな土壌を、農業人を、育む。|くにみ農業ビジネス訓練所

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2022.09ジェラート店

何度も食べたくなるジェラート|Gela 319

齋藤 礼奈さん 阿部 杏奈さん

お店に入ってみると、ショーケースには目にも鮮やかなジェラートたち。エネルギッシュな真っピンク、さわやかなライム色、まろやかなクリーム色…

2022.09道の駅

国見にあたらしい風が吹く|道の駅国見 あつかしの郷

鈴木 亮一さん 佐藤 尭彦さん

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2022.09一次生産者

国見の特産品を生み育てる|桃農家 徳江農園

徳江 忠さん 徳江 エミさん

桃の木が町のあちこちで立ち並び、あおく茂った葉の中に桃色に染まったまあるい果実が実っている。「くだものの里、国見町」を象徴する夏の景色だ…

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地域と子どもの未来を見晴るかす|国見町公営塾 放課後塾 ハル

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2022.09屋内遊び場

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