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蜜がじゅわっとあふれる、
完熟りんご
りんご農家 くろだ果樹園 2022.11

蜜がじゅわっとあふれる、完熟りんご|りんご農家 くろだ果樹園

お話ししてくれた方

黒田 壌さん
国見町出身。大学卒業後、祖父の代から続く「くろだ果樹園」を継ぎ、りんごと桃の栽培を行う。趣味はウィンタースポーツ。

もとは桃より、
りんご栽培が主流だった。

街なかの住宅街を抜けて山のほうに少し車を走らせると、景色が変わってまわりにはりんご畑が広がっている。国見といえば桃のイメージが強いかもしれないけど、実は国見町では桃より先に、りんご栽培が盛んに行われた時代があった。

「このあたりの地域は、もともと養蚕農家が多かったんですよ。時代が変わって養蚕業が縮小し、蚕を育てるための桑畑が手にあまるようになって、別の作物を育てるようになりました。そこで植えられたのが、りんごだったんです。うちも、果樹園を始めるまでは養蚕業をやっていたんですよ」

そう話すのは、「くろだ果樹園」の3代目を継ぐ黒田壌さん。子どもの頃からりんご栽培を手伝い、大学を卒業してから本格的に農業を始めた。

蜜がたっぷり、葉とらずりんご。

くろだ果樹園で育てているりんごは、人気の「サンふじ」や、福島生まれの新品種「べにこはく」など、全部で13種類。果実を割ると、中にたっぷり蜜が入っているのが、くろだ果樹園が手がけるりんごの特長だ。そのヒミツは、育て方にある。一般的には、秋になると葉を摘んで土の上にシートをかぶせることで、りんごの色づきを良くするような栽培方法が主流だが、くろだ果樹園では葉が黄色くなって落ちるまで、葉も果実も摘み取ることはしない。それによって果実の色ムラは生じるものの、葉の養分が果実にたっぷり行き渡り、甘みと栄養がぐんと増す。

「おいしいりんごを栽培するために、いろんな方法を試したんですが、葉を摘み取らないで収穫したりんごはおいしさがまるで違うんです」

栽培のこだわりは、土づくりにも。薬剤の使用を減らし、有機質の資材を用いることで自然への負荷をおさえた循環型の農業を行っている。例えば、お米の籾殻を炭にしたものや、竹をチップ状にしたものを土に混ぜ込むことで、土壌づくりに役立てたり。そうした背景から、福島県が取り組む「エコファーマー」の認定を受けている。

りんごのおいしさ、飲みくらべ。

くろだ果樹園のりんごを、季節問わず、より気軽に味わうならジュースがおすすめ。「サンふじ・王林・紅玉・シナノゴールド・はるか」の5種類があり、味わいの違いを飲みくらべてみるのも楽しい。

濃厚な甘みが引き立つりんご、さっぱりした飽きのこないりんご、ちょっと大人っぽい深みあるりんごなど、「同じりんごなのに、こんなにも味わいが違うなんて!」と子どもも大人も驚きがあるはず。

「廃棄してしまうりんごをどうにか活かせないかと考えて、ジュースに加工してみました。パッケージのイラストは、りんごをキャラクター化して従姉妹に描いてもらっているんです。保存料を使わずに瓶詰めしているので、りんごそのままのおいしさを楽しんでもらえると思います」

黒田さんは今後、栽培するりんごの品種を30種に増やしたいんだとか。りんごづくりに懸ける黒田さんの想いを聞いていると、りんご愛にあふれているのを感じる。10月から12月にかけて、りんごは収穫シーズンを迎える。黄色く染まった葉と、かわいらしいりんごが実るりんご畑の風景を思い浮かべながら、国見のあまいしあわせを味わって。

2022.11一次生産者

蜜がじゅわっとあふれる、完熟りんご|りんご農家 くろだ果樹園

黒田 壌さん

街なかの住宅街を抜けて山のほうに少し車を走らせると、景色が変わってまわりにはりんご畑が広がっている。国見といえば桃のイメージが強いかもしれない…

2022.11地域商社

まっすぐに町と向き合い地域資源を掘り起こす|陽と人

小林 味愛さん

オレンジ、茶、白の大小さまざまな丸や四角が散りばめられ、ざらざらとした手触りが気持ちいい。受け取った名刺を珍しそうに眺めていたら、「柿の皮…

2022.11教育委員会

食を通して子どもたちと町の結びつきを育む|国見町教育委員会

菊地 弘美さん

2021年、国見町は幼稚園と小中学校の給食費の無償化を実施。その背景には子どもたちに、生きていく上で欠かせない「食」の知識を育んでほしいという想い…

2022.11寝具メーカー

上質な睡眠を国見町からお届け|エアウィーヴ

八巻 淳一さん

『最高品質のものをすべてのお客様へ届ける』という心構えで従業員一同、勤めています」寝具メーカーである「株式会社エアウィーヴ」の福島工場を案内…

2022.11一次生産者

町の農業に新たな風を吹き込む|あんぽ柿農家持地&遠藤農園

持地 良太さん

鮮やかなオレンジ色の実をかじった瞬間、とろりとした果肉の食感とコクのある甘さが口に広がる「あんぽ柿」。国見町の特産品の一つだ。…

2022.10地域資源活用

町の内と外がつながるきっかけをつくる|クニミノマド

岡野 希春さん

「こんにちは〜!」桃とりんごの木が並ぶ農園に着くと、はじけるような明るい笑顔で女性が迎えてくれた。国見町で地域おこし協力隊をしている岡野…

2022.10屋内遊び場

子育てをみんなでできる場所|こども木育広場 つながる〜む

「つながる〜む」スタッフさん

窓越しに中を見てみると、木の天井、壁、床、それに木でできた数々のおもちゃ。ここは2017年にオープンした「道の駅国見あつかしの郷」に併設して…

2022.09研修施設

町のゆたかな土壌を、農業人を、育む。|くにみ農業ビジネス訓練所

佐藤 博志さん 佐久間 秀幸さん

季節は、夏。ずらりと立ち並んだ農業用のハウスをのぞくと、中にはいきいきと育ったミニトマトや、きゅうり、なす、とうもろこしが実っている。…

2022.09ジェラート店

何度も食べたくなるジェラート|Gela 319

齋藤 礼奈さん 阿部 杏奈さん

お店に入ってみると、ショーケースには目にも鮮やかなジェラートたち。エネルギッシュな真っピンク、さわやかなライム色、まろやかなクリーム色…

2022.09道の駅

国見にあたらしい風が吹く|道の駅国見 あつかしの郷

鈴木 亮一さん 佐藤 尭彦さん

平日の昼間だというのに、駐車場はほとんど埋まり、店内はたくさんのお客さんでにぎわっている。棚には、国見の農家さんから直送された野菜や果物…

2022.09一次生産者

国見の特産品を生み育てる|桃農家 徳江農園

徳江 忠さん 徳江 エミさん

桃の木が町のあちこちで立ち並び、あおく茂った葉の中に桃色に染まったまあるい果実が実っている。「くだものの里、国見町」を象徴する夏の景色だ…

2022.09公営塾

地域と子どもの未来を見晴るかす|国見町公営塾 放課後塾 ハル

三好 菜月さん 玉村 優人さん

時刻は17時すぎ。放課後の国見小学校を訪れると、10名ほどの生徒が机にむかってもくもくと勉強に打ち込む姿があった。生徒一人ひとりの様子を見…

2022.09屋内遊び場

子どもの笑顔が響きわたる遊び場|くにみももたん広場

阿部 あゆみさん 菊池 千春さん

遊具で思いっきりジャンプしたり、場内を走り回ったり、絵本を読んだり。国見町が運営している屋内遊び場「くにみももたん広場」には、子どもたち…

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